僕はそんなこと全く思いません。パン大好きです。
もっと言えば、
「リョーユーパン、大好きです」
当たり前のように書きましたがリョーユーパンって福岡に本社を置き西日本を中心に流通しているパン製造会社なので九州の方以外はあまりご存じないかもしれませんね。イメージキャラクター的なパン職人の坊やでお馴染みですが、最近はこちらのCMが可愛すぎて有名ですね。
リョーユーパン H27年 「『しっとりソフト』・『超美撰』」篇
もうメロメロですね。かわいい区の区長に就任して頂きたいものです。
⇩こちらはリョーユーパンのウェブサイトです。工場併設のお店もあってお得に購入できます。気になる人はぜひ。
食事健康法にほとんど興味がないワタクシ
いや、リョーユーパンの宣伝をしたいわけではないのです。
最近、“身体の不調を感じているあなた!あなたの不調の原因は小麦粉かもよ?”的な記事をネットニュースで読みまして。思うところがあるわけです。
このグルテンフリー。世界のアスリートで流行して、それがセレブ達に広まり、やがて僕らの様な一般庶民にも情報が巡ってきたようです。
確かにトップアスリートの中にはグルテンフリーを取り入れた結果、身体のキレが増してプレーの質が向上した、というような例もあるとか。ただし、グルテンフリーにしたことだけが好調の原因かどうかはハッキリと解明されているわけではないという話もあるみたいですね。
いまさら人類の歴史を否定するのもねぇ
僕は小麦=悪!みたいな主張する人って人類の歴史をどう捉えているのだろうかと、とても疑問に思うわけです。
そんなに小麦が人体に悪影響を及ぼすのなら小麦を摂取し続けていた僕らのご先祖様はそれぞれの時代で慢性的に身体の不調を抱えていたのでしょうか。ご先祖様は小麦を食べなければもっと元気に生活を送れたのでしょうか。小麦のせいで人類が持つ潜在能力が抑制されてきた…とすると人類の発展を阻害してきた極悪人、いや極悪麦となりますか。そんな極悪麦は石臼ですり潰して粉にして水責めで練り込んである程度の塊にしてから火あぶりにしてこんがり(香ばしく)焼き上げる刑とか熱湯で釜ゆでの刑でなおかつツユやソースを絡めて嚙み潰してやるの刑に処してやりたいものです。
もちろん最近の研究や最新の技術によって今まで知り得なかった新しい「知」が出てくることは分かります。
極端すぎる主張は眉に唾を
ただ、なんでこう極端なのかなと思うわけです。
そりゃあ毎日毎食小麦製品食べまくってたらどこかしら不調が生じてもおかしくないのかもしれません。朝はパン1斤、昼はうどん大盛。おやつにクッキーで夜はパスタ。
でもそんな人あまりいないでしょう。普通の人なら小麦製品をまったく口にしない日もあるでしょうし。要は摂取しすぎなければいいのではないかと。ほどほどにね。
それを「小麦は人類の敵!」みたいに言われるとかえって「本当かよ」と冷めた視線を投げてしまいます。
なんでもそうですが、あまり極端すぎる主張というのは信用する気になれません。
人の食生活を笑うな
もちろんある個人が自分の信念に基づいてグルテンフリー生活を謳歌する分には全く問題ありません。あるいは小麦アレルギーの方などもそうですね。
でも、他人の食生活にまで口出しするのは正直いただけません。もっと言えば他人の食生活を笑うような行為はちょっと下品というかスノッブというか。「お前が冴えないのは小麦のせいだよ!グルテンフリーにしろよ!」と言われたら「僕が冴えないのは僕のせいであってグルテンフリーにしたところで変わらないよ」と口答えしてしまいそうです。人間本当に変わろうと思ったら自らの意志で変わります。変わりたいときに。
僕はパンも麺類もお好み焼きもクッキーもカステラも大好きです。
これからもほどほどに小麦とお付き合いを続けたいと思います。
美味しいものは美味しいもんねぇ。