書評を書くぞ
これまでブログで書評というものをしてこなかった。
本を読むのは好きだし、自分の備忘の意味でも今後は気に入ったものがあれば積極的に書評を書いていきたいと思う。
で、記念すべき書評第1弾はこちら。
DS王にしてBK王
ドンキと言えばDS(ディスカウントストア)の王ですよね。一方で過重労働を強いるBK(ブラック)企業としても名を馳せました。特に今年の始めに「ガイアの夜明け」での過重労働の実態と行政当局との攻防が取り上げられたので記憶している方も多いと思います。なにしろ安田氏が“0”から築き上げた企業です。新興の成長企業では往々にしてイケイケドンドンで労務管理がおざなりというかあえて無視して無理をさせることがあるものです。そういう従業員の犠牲の上に企業や消費者の利益があるんですね。
いよいよ書評に入ります
とはいえ、ドンキをただのブラック企業と切って捨てるのはどうなのかな、と。やはり一代で7千億近い売り上げを誇り、小売/流通業界に革命的な地殻変動をもたらした企業を創りあげた人間には常人にはない感性やバイタリティがありそこから学べることも多々あるはずです。少なくとも経営側の言い分を全く聞かずにブラック企業と決めてかかるのはいかにもアンフェアな気がしますので読んでみました。
破天荒な人生
やはりというか安田隆夫氏は中々に破天荒な人生を歩んでおられますね。実は慶応ボーイというのには驚きました。ただ実家は別に裕福でもなく、逆に裕福で煌びやかな都会出身の(安田氏は岐阜の田舎の出身)同窓達に強烈なコンプレックスを抱いたそうです。それゆえ大学も碌にいかずドヤ街で肉体労働に勤しんだり雀荘に入り浸ったりしていたそうです。のし上がりたい!という強烈な野心はとても強かったそうです。
破天荒と言えば
そういえば安田隆夫氏。まさに破天荒な人生を送り「平成の借金王」として活躍したプロレスラー/総合格闘家の安田忠夫とは1文字違いなんだなぁ。
なんか悪いクロちゃんみたいだけど。
今、新日本プロレスの人気が盛り返してきてるそうですね。マッチョなイケメンレスラーに女子が食いついてるんでしょうか。
ただ僕としては安田忠夫とか田上明とかイケメンじゃないしちょっとどんくさそうだったりいかにも“昭和”な感じを醸しだしてたりするレスラーが好きなんだよなぁ。
ね?いいでしょ。このでかいタイツ(笑)
60代のおばちゃんか田上にしか需要が無いでしょ。こんな横の幅が太いタイツ。
試合会場でも黄色い声援なんて飛ばないからね。野太い声ばかり(笑)
ある意味ではすごくカワイイ。
カワイイは作れる
カワイイと言えば最近若い男性がカワイイを連発するのが気になる。例えば洋服屋なんかに行った時。服を選んでたら隣にいた20代前半の男子2人連れが「このTシャツカワイクない?」としきりにいう。僕は服に限らずなんでも自分が選ぶものは「カッコいい」を基準としている。なので「カワイイ」を基準とする若い男子にすごく違和感を感じる。ユニセックスと言えば聞こえはいいがなんかギラギラしてねーなーオイ、と言いたくなる。
男女の逆転
一方で女子はMA-1が流行ったりとカワイイだけじゃなくカッコいいを上手く取り入れてる。男子よりも断然カッコいい女子も増えてきているんじゃないだろうか。よく言われるように男女で強さが逆転してるのか。あるいはもともと女子の方が強くて、今まで隠してたのを出すようになっただけなのか。
小泉今日子、叫ぶ
80年代にチェッカーズのフミヤとか吉川晃司あたりがメイクしたりオシャレをしてることを受けて小泉姐さんが「(美意識が高い男子に)負けてるよ女子!」と呼びかけたことがある。これを今風に言えばバリキャリでプライベートもアクティブな女子に対して「負けてるよ男子!」ということになるのだろうか。
僕はおっさんなので男子でもなかろう、と思うけど考えてみると奥さんの方がアクティブだったりするのでこれではいかんと思いアクティブなおっさんになるためにアクティブなおっさんが書いた本でも読むか。いや、書を捨てて町へ出た方がいいのか。
優柔不断な僕である。せめて安田隆夫氏の様な決断力があればねぇ。。。