ジンジャーエール

辛口エールで一杯ひっかける

【お題】もしも魔法が使えたら

今週のお題「もしも魔法が使えたら」

今週のお題は「もしも魔法が使えたら」です。ある程度以上の世代では「もしも〜」と問われたら「ピアノが弾けたなら」と続くのが当然だという思いがあります。「もしも」は「ピアノが弾けたなら」の枕詞といった感じでしょうか。「もしピア」はもともとはシングルのB面だったのです。佐藤栄作が首相になってノーベル賞をとったA面だとすると佐藤B作のようなアザーサイドとしての位置付けになります。たぶん。間違ってたらすみません。「もしピア」の本来のA面は「いい夢見ろよ」です。続けて読むと「もしもピアノが弾けたならいい夢見ろよ」です。そうすると「もしもピアノが弾けたなら」が「いい夢見ろよ」の枕詞になるのでしょうか。枕詞の方がその後に続く詞より長いというのはダメなのでしょうか。山上憶良の意見を聞いて見たいところです。ちなみに「もしピア」も「いい夢」も作詞阿久悠、作曲坂田晃一のコンビです。

さてそろそろ今週のお題に入りたいと思います。魔法です。その前に一つ整理させてください。魔法を使えるのは一度きりでしょうか?それとも使い放題なのでしょうか?それによって戦略が変わります。使い放題なら欲望の赴くままにバンバン魔法をかけまくるのですが回数に制限があるのであれば慎重になります。だがしかしここで「魔法を永久に使えるようになる魔法をかける」というのは面白くありません。そもそもそんな魔法があるのかどうかもわかりませんし。いわば神龍が「私の力を超える願いは叶えることができない」とダメ出しするようなものかもしれません。はてな運営サイドから「それはちょっと…」と記事の削除依頼が来るかもしれません。最悪アカウントが停止される恐れもあります。今週のお題に答えていたらアカウントが削除されましたなんて泣くしかありません。あるいは笑うしかありません。ということでここは正攻法でいくしかありません。魔法を使えるのは一回きり。さてここでさらなる疑問が湧きます。よくRPGなんかで魔法を使うものがありますがレベルが上がることでより強力な魔法を使えるようになるじゃないですか。ホイミ→ベホイミみたいな。そうすると今ここで使っていいのかということを考えてしまいます。もし僕自身のレベルが上がればより強力な効果を発揮する魔法を使えるようになれるのであれば何も今ここで焦って使う必要もない。お楽しみは後にとっておくということもアリです。例えば年収を今の倍にしたいという魔法を使うとします。そうすると年収が100万円の時に使うよりは年収が500万円の状態で使う方がいいわけですよね。いやそれなら年収が1000万円になる魔法を最初から使えばいいじゃんと言われそうですがちょっと待って欲しい。仮に年収が100万円の人が一足跳びに年収1000万円になってしまったらどうなるかわかりますか?もう金銭感覚ズレマクリーノですよ。バカになっちゃいます。その時にああやっぱり段階を経ておくべきだった元に戻す魔法を使おうと思ってももう魔法は使えないのです。そこからは大変ですよ。あるいは魔法で高身長を手に入れようと目論見ます。やはり身長が高い方が女性にモテる。なんかの調査では身長が高い方が年収も高いという結果も出ています。確かに身長130センチくらいの小学校3年生と身長165センチの地方公務員とでは年収に雲泥の差があります。わかりますよね。では身長185センチになったとしてどうでしょう?まずは落ち着いてクローゼットを見渡してください。当然そこには今までの身長に合った服しかありません。無理やり着ようとすれば北斗の拳のケンシロウ状態です。かといって新しい服を出そうにももう魔法は使えません。買いに行くしかないのです。しかしどうやって外出するのでしょうか。着て行く服もないのに。仮に通販を利用するにしても受け取り時に裸はまずいでしょう。そんな状態でできることといえば台所にあるお盆を手にとって股間を隠すことぐらいです。アキラ100%なら「なんだいつものか」で済まされますが僕がそんな状態で外出すれば100%捕まりますね。ジンジャー100%です。

結局魔法に頼り身の丈に合わない生活を望むよりは使わずにとっておいて「僕はいつでも魔法を使えるんだぞ」という気持ちの余裕を持って生きていく方がいいのかもしれないなどということを考え出したらきりがなくとても眠れなくなってしまったのですぐに、ぐっすりと眠れる魔法をかけたいと思います。

 

リホー!

 

おやすみなさい。