歌手のマライア・キャリーが激太りしたとして話題になっています。マライア・キャリーって結構太りやすいのかちょいちょいふっくらした写真なんかを見かけますね。で、今回120㎏近くなってるとかでさすがに厚みが増しているようです。
日本でも最近だと浜崎あゆみが激太りしている!プロレスラー!とかなりバカにされていました。(レスラーは理由があってああいう体型なわけだしプロレスが好きでもないのにレスラー(笑)とか言ってんじゃねぇという思いも個人的にはあります)
が、、、別に良くない??
太ってるというのはそんなに悪なのだろうか。
確かに“太りすぎ”は良くない。身体にいろいろ負担をかけるだろう。
けど痩せすぎるのも問題だと思うのね。
浜崎あゆみの件でいえば「毎日ヨガしてるのにこれかよww」みたいな意見もあったけど、そもそもヨガって痩せるためにやるわけじゃないんだぞ。
今でこそヨガ=ダイエットといったイメージあるけどもともとは「解脱」つまり心の安定を図る目的なんじゃないの?
そう思って知り合いに聞いた話を思い出した。知り合いも若い時に仕事が忙しくて心身のバランスを崩し不眠などに悩みヨガを始めたそうだ。痩せるためではなく自分を探ること、それにより平安を得ることを目指して。ヨガにより落ち着きを取り戻した彼女はいま立派なインストラクターとして自分の教室を開いてます。頑張れ。
今はちょっと異常なくらいに「痩せてること」に敏感過ぎやしないでしょうか。
もちろん健康のために身体を動かすことや適度なダイエットはいい。僕もうっすらとダイエットしてます(歳取ると脂肪がつきやすくて…)。
でもときどき街中で異様に手足が細~い女の子を見るとちょっとゾワッとします。
ああいう子を抱いても面白くないだろうな、と。おっさんの感想かよ。
だらしなく太ってるならともかく、普通に生活して支障ない程度なら少しくらいポチャっててもいいと思うんですけどねー。
すこしふっくらしてるくらいで「デブ」「ブタ」と言われるのは酷だ。
もし僕が居酒屋で手羽先頼んで肉があまりついてなかったら「しけてんなー」「もっといい鳥使えよ!」と思うぞ。何の話だよ。
過度なダイエットはむしろ心身に危険な場合もあるでしょう。
テレビや雑誌やインスタグラムはちょっと「痩せてるは正義」といい過ぎなんじゃないでしょうか。だから有名人が少しでも太ると悪いこと、不幸なこと、劣化だのこの有名人は終わっただのというような論調になる。
健康の本当のバローメーターは太ってるか痩せてるかではなく笑顔かどうか、だと思うよ。少なくとも他人の笑顔を曇らせて平気な人間が健康的だとはとても言えないでしょう。