先日、家のポストに市政だよりが届いてました。何気なく目を通していると「特定健診を受診しましょう」という記事が目にとまりました。
サラリーマン時代は毎年健診がありますが(健診義務を果たしてないブラック臭を漂わせる企業にお勤めの方は除く)、独立してからは自分で健診も手配しなければなりません。面倒くさいという理由でおざなりにしてしまいがちですが、やはり良い仕事は健康管理から始まります(意識高い系か)
そもそも特定健診って?
通常40歳~74歳を対象に糖尿病などの生活習慣病の予防や早期発見を目的として血圧や血液、内臓系の機能等を項目ごとに検査します。
僕も今年40歳になったので対象となります。イェイ!
国民健康保険
今までの人生ほとんどを健康保険(協会けんぽ管掌)で過ごしてきた僕にとって国保はイマイチなイメージです。例えば傷病手当金や出産手当金などけがや病気等で働けない時の所得補償が無くちょっと厳しいなぁと思ってました。
やはり国民皆保険制度は素晴らしい
で、今回特定健診を受けるに際し受診料はいかほどなのか気になりました。気になりましたっていうか市政だよりの記事の中に500円だよと書いてありましたが。しかも今年度40歳になった人は無料だと。イェイ!これもどこかの誰かの負担のおかげなのだろう。きっと。
政令指定都市ってこんなにあるの
全国調べようと思ったのですが、2秒で断念しました。数が多すぎます。そこで政令指定都市+東京23区に絞って調べてみました。僕が小学生の頃社会の授業では政令指定都市は11都市ぐらいと習った記憶があるのですが平成28年7月現在20都市もあるのですね。
政令指定都市篇
受診料が安い順に発表します。
1位 … 大阪市、名古屋市、北九州市、仙台市、さいたま市、静岡市
受診料は無料!太っ腹やねん。
受診料は500円!ワンコインどす。
13位 … 神戸市
受診料は600円!六甲おろしだけに600円なのか。
受診料は1,000円!奇しくもここ最近の指定都市が同額でした。
受診料は1,200円!オシャレな街には1,200円が似合う。意味はよく分からないが。
19位 … 浜松市
受診料は1,500円!ウナギ食いてぇ。
20位 … 岡山市
受診料は2,050円!出ました2,000円越え。桃太郎!
ここに挙げたのはあくまで基本料です。例えば僕の住む街では一般的な項目に加え心電図とか肝機能の検査まで含めて500円ですが、街によってはそれらは付加項目として別途料金が必要になる場合もあります。
また福岡や浜松などは40歳の人は無料としているところもあります。
あと、岡山ですが35歳から特定健診が可能で、これは全国でも珍しいと思います。また2,050円とありますが40~74歳の人は1,050円分助成されるようなので実質は1,000円としてもいいかもしれません。そうなると順位は変わります。
また多くの街では65歳以上は無料など、自治体によって料金や検査項目が変わりますので気になる場合はお調べ下さい。
花の都大東京
東京23区はほとんどの区で無料となっています。(この場合の無料というのは政令指定都市同様基本料です。検査項目によっては追加料金が発生する場合もあります)
なので、有料の区をご紹介します。
20位 … 練馬区/300円
21位 … 世田谷区、中野区/500円
番外 … 北区/不明
練馬区はX線検査を受ける場合は+200となってますので実質500円かな。
それから北区!受診券を配布と書いていたので無料かな?とも思ったのですが正直調べきれませんでした。区のHPも分かりにくくて。ちょっと不親切かなぁ、と。僕の検索能力に難があるのかもしれませんが。
印象としては、やはり東京は財政が潤沢なのか、といったところです。
協会けんぽ
協会けんぽの場合で特定健診を受ける時の助成額は、どの機関で受けたかによって若干の相違があるようなので一概には言えませんがおおよそ700~2,500円くらいとも言われてますので、この点でいうと国保の方が負担が少ないのかと思います。国保で良かったと初めて思いました。
健康診断は毎年受けよう!
特定健診の受診率は全国的にみて40~45%程度にとどまっているようです。
やはり自分の健康は自分で管理しないといけません。
年に1度、半日程度だから時間を作って行ってこようと思います。
ちなみに僕の住んでるところでは特定健診のことをよかドックと呼んでいるようです。よろしくメカドックにちょっと響きが似てますね(古い)