中東の笛がコワいよー
再開されるW予選に向けて日本代表メンバーが発表されました。
注目は今シーズン出場機会をなかなか得られないでいる海外組が選出されるかどうかでしたが本田選手や長友選手はこれまでと同じように選ばれました。
これについては色々と批判もあるみたいですね。
確かに、他の調子の良い選手の出場機会を奪っているとか代表の座は特定の選手に自動的に用意されてるわけではないとか。
もちろんそれも一理あると思います。しかし現実にメンバー選考は行われたのだからあとは見守るしかないのじゃないかと思ってます。
批判のための批判をしても仕方ない
例えばセル爺あたりは「代表への思いって何だ」とハリルホジッチ監督の選考を批判しています。ハリルホジッチ監督は本田や長友の代表での経験を重視したようです。
どちらが正しいのか。それは現時点では分かりません。なので僕としては結果がまだでてない以上積極的に批判もできないなぁと感じてます。また日本代表の監督はハリルホジッチです。メンバー選考についての最高責任者が決めたのだからまずは落ち着いて様子を見るのが良いのではないしょうか。
いたずらに批判しても仕方ありません。
手のひら返しはネットの常
今盛り上がっているWBCを見てご覧なさい。1年前、いやほんのついこの間の開幕前までは小久保監督は愚将凡将迷将扱いでした。選手も青木以外国内組で固められたメンバーはいかにも小粒で世界一を奪還する気はあるのか、と思われていたのではないでしょうか。それが今や熱い手のひら返しです。あのハリーでさえ自身の不明を認めています。「代打、オレ」ならぬ「喝、オレ」です。今思ったのですが「喝、オレ」とカフェオレってちょっと似てませんか?つまり自分自身に渇を入れざるを得ないその苦みをミルク(=世間の好意的な反応)によって中和する…もちろんそんなことはありません。100%思いつきで書いてます。ただ単にカフェオレって言いたかったのと、あとは…そうですね文字数稼ぎ?的な。
経験を繋ぐことの大切さ
話を戻しますと本田や長友が選出されたことは驚きでもあり驚くに当たらないことでもあります。やはり修羅場をくぐり抜けた経験というのはなにものにも代え難いんですよ。それだけW杯予選というのは特殊な雰囲気なんです。あの殺気立ったロッカー内の空気は経験したものでないと絶対に分かりません。それだけは断言しておきたい。僕は経験したことないので分からないですが。ジンジャー100%想像で書いてます。
若手若手と言うけれど
もちろん勢いに乗った若手のブレイクで乗り切るというのも魅力です。世代交代ということを考えればなおさらです。しかし今の日本に「本田や長友?もう彼らの時代じゃない。不要だよ」と僕らに思わせるだけのタレントがどれだけいるのでしょうか。本田、長友だけじゃありません。川島、長谷部、岡崎などover30のベテランを押し退けるほどの若手って?
確かに良い選手は出てきているもののまだまだ世界の中で戦えるか、というと結構難しいのではないでしょうか。例えばイングランド代表FWのハリー・ケイン。彼はプレミアリーグで2年連続20ゴールをあげています。たぶん今シーズンも20ゴールいくでしょう(執筆時点で19ゴール)。確か93年生まれだったと思います。このレベルとまではいかなくとも、ベテランからポジションを奪うに値するものを若手は示す必要があるでしょう。
覚悟を見たい
今回召集された“クラブで出場機会の少ない”選手にとってはチャンスであると同時にかなりリスクのあることでもあると思います。ここで活躍できなければおそらくボロッカスに叩かれるでしょ。それでも代表のためと同時に自分の為にも意地でも活躍せねばならない。それだけの覚悟を持って臨むでしょうから静かに見届けたいと思います。批判はそれからでも十分できることですから。