1か月にわたり日本から遠く離れた地の果てで盛り上がってた(by張本勲)欧州選手権もとうとう終わりました。関係ないが毎週サンデーモーニングを見るのは唐橋ユミさんを見たいがためであるというのは家族にはまだ伝えていない。伝えたとしても「で?」と言われるだけだけど。
唐橋さんは実家が酒蔵だから肌が綺麗なのか
結果はポルトガルが開催国フランスを破って初優勝を飾りました。
ポルトガルは前半早々に主将でエースのロナウドが負傷交代するというアクシデントに見舞われた。
しかも相手はホーム。大ブーイングに晒される中を耐え、延長後半に決勝ゴール。
チームを鼓舞する姿や、男泣きしているのを見てこれまでロナウドのアンチだった人の中には嫌いじゃなくなった人もいるのではないでしょうか。
唐橋さんの眼鏡路線は戦略的に練られたものだった*Wiki調べ
案の定ポルトガルの優勝にケチをつける意見が出ています。
「守備的でつまらないサッカー」「優勝に相応しくない」「大会を通じ90分間で勝ったのは1試合だけ」「史上最悪の王者」etc.
そこでポルトガルは優勝に相応しいのかどうか遠い地の果て日本の、サッカー関係者でも何でもない僕が勝手に判定いたします。余計なお世話ですって?でしょうね。
サッカーは娯楽だ
サッカーを娯楽と捉えた場合、オープンでゴールがたくさん入る試合の方が人を惹きつけるという見方ができる。しかしどのくらい点が入ればちょうどいいかは人によって異なる。3-2とか4-3だと妥当か。10-9になるとむしろつまらない試合と評されはしまいか。結局のところただの娯楽なんだから好きに楽しむしかない。となれば素晴らしいディフェンスを楽しんだっていい。人には好き嫌いや得手不得手があるのだ。
サッカーは宗教だ
いるね。こういう人。自分が信奉するスタイル以外の物は認めない、と。原理主義的で排他的で攻撃的だ。僕はこういう人に出会ったときは本音と建て前を使い分けなるべく波風を立てないように対応している。
宗教家「〇〇以外はサッカーじゃない!そうだろ?」
僕「知るかボケ」(そうですね)
世の中には様々な宗教があるのだからサッカーだって攻撃教、ポゼッション教、守備教、カテナチオ教…色々あってもいいだろう。
サッカーはビジネスだ
ディフェンス重視=勝てばいい
勝利という目標のためなら手段を選ばない。目先の結果が大事。
ビジネスでいうとこうかな?
儲け第一主義=利益さえ出ればいい
利益のためなら手段を選ばない。世間の大多数からはブーイングを浴びるけど、一定のファンや信者から巻き上げればいいと考えている。
あぁ、確かにちょっと嫌だなぁ。
もっともディフェンス重視を儲け第一主義とは捉えず、自分たちの武器を冷静に判断した結果の生き残るための戦略と考えるとまた違ってくる。
ただいずれにしろ人生は挑戦した方がいいと思ってる僕からすると共感度は低くなる。
サッカーは人生だ
サッカーを人生に見立てるなら、人の数だけ生き方はあるのが当たり前だから守備的でつまらないと言われても気にすることはない。じゃあ挑戦がどうたらと言ってるが結果が出てないお前は意識高い系(笑)だなと言われれば返す言葉もない、となったりするのでやはり迂闊に他人の人生を論評などしない方が良いのだろう。
結論。
ファンタジーに溢れ攻撃的なサッカーは確かに魅力的だ。
しかし人生いつも上手くいくとは限らない。逆風の時だってあるだろう。
そういう時にじっと耐えて、自分の長所と短所を客観視し、できることはやりできないことはやらない。そうやっていつか花開く時を信じて動く。
そう考えるとポルトガルの優勝はやはり祝福されるべきなんだろうと思う。