今日、NHKの7時のニュースを見てたらARMY-MANがいた。
いやARMY-MANってなんなんだよって話ですが。
確か山口県の周南市に戦時中人間魚雷「回天」の工場みたいなのがあってそこでの戦没者追悼式のシーンがニュース映像として流れてたんだけど。。。
哀悼の意を表しているご年配の男性の後方にヤツはいた。
胸にデカデカと“ARMY”とプリントされてTシャツを着ている男が。
ギャグかよ。
焼酎を飲みながら見てたんだけど、吹き出すべきかどうかちらりと迷ったけど結局飲み込むことにした。そして酔った。
しかしながら全国放送で、戦没者追悼式の映像でARMY-MANが映るとは。
全くの想定外であった。
何を想いこのTシャツをチョイスしたのかがすごく気になる。
そこで勝手にARMY-MANの胸の内を測って見ることにした。
ギャグ
戦没者の追悼式にこのTシャツで行ったらウケるwww
まぁかなり尖った笑いであることは確かだろう。面白いかどうかは別にして。
実際、哀悼の言葉を述べてる男性のすぐ後方に立っていたのでカメラに収まることを意識したポジショニングであることは間違いない。
皮肉
戦争の危険性がかつてないほど高まっていて、日本国内でも戦争が可能になるように法律が改正されていることに対しての皮肉的な。
一見すると武力を肯定するかのような衣装を纏いながらその実、武力による犠牲者たちを追悼することで戦争の悲惨さ虚しさを世に問おうというもの。
英語が苦手
ARMYの意味を知らなかった。なんとなく語尾がYだと柔らかい印象に感じるのは僕だけでしょうか?クリーミーとかファニーとか。そんな感じでなんとなく着て行ったものの後から友達に意味を教えてもらいヤベーーーとなってたりして。
他にTシャツがなかった
手持ちのTシャツが全部洗濯中で現実問題着ていけるTシャツがARMYしかなかった。もしくはARMYのTシャツしか持っていないことも考えられる。前者の場合はローテーションに失敗したおっちょこちょいで片付くが後者の場合はなかなかに闇深い。
罰ゲーム
もしくは調子乗りのyoutuberとか。だいたいこの頃は原爆が投下されたことを知らない若い人がいるそうで非常に怖い。はだしのゲンがグロテスクだからという理由で図書館から排除されたりするけどさ、そういうグロテスクなことをわずか70年ほど前にやってたんだよねっていう話で。
色々考えて見たがやっぱりよく分からない。
なんらかのメッセージが込められてた可能性があると考えてるんだけどホントのところは本人じゃないと分からない。
ただちょっと考えさせられた。
僕の親父は戦後世代。
だから僕は戦争を知らない子供たちの一人。
願わくはこのまま戦争を知らずに生涯を終えたいし、自分の子供たちにもそうであってほしい。というかそうであるべきだ。