ジンジャーエール

辛口エールで一杯ひっかける

ごめんなさいということの難しさについて考える

最近あるツイートが話題になった。ツイートしたのはおそらく自民党政権を熱心に応援する人物だ。どんな内容かというと…。

当時の民主党政権および菅直人首相を貶めたかったのでしょうけど、真摯に国民の意見を傾聴し、謝罪することにためらいがない菅直人がそこにいるだけでした。逆に安倍菅という絶対に謝らないしなんなら自分に反対する国民に「反日」とレッテルを貼り攻撃する無能首相と自民党政権のひどさを人々に思い起こさせるという結果になりました。残念。自民の援護射撃のつもりが、後ろから撃っちゃう結果になりましたね。

 

ちなみにツイート主は上記のようなことを多くの人に指摘されそのうえ小馬鹿にされて発狂しています。

 

安倍晋三は絶対に自分の過ちを認めない人間でした。プライドが高いのか、他人を見下しているのか単に頭が悪いのかはわかりませんが。この人物が自身の非を認め謝るということはたとえ地球最後の日になっても望めないでしょう。

 

安倍首相「責任を取ればいいというものではない」発言に批判集まる | ハフポスト (huffingtonpost.jp)

 

たとえばこの発言などは安倍晋三がいかに無責任な人間であるかをよく表しています。ていうか仮に政策に関してそれが失敗に終わった場合に責任をとらないなら、逆にいつ責任を取るんだよという気がします。

 

安倍晋三という人間は異常に自己愛が強く、プライドが高いのでしょうか。会社でこんな人間が上司だったらと思うと恐ろしい。

 

恐ろしいと言えば菅義偉。

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 昇り詰めるためにはパワハラを厭わない、というより上り詰めるためにパワハラを駆使してきたのではないかと思えます。自分より下の者に対しては徹底的に冷酷に対応する。

 

これは安倍晋三型の謝らないに対して、謝ったら自分の権力の源を否定することになってしまうから謝れないということでしょう。弱み(本来自分が間違っていた場合に謝るのは弱みではなく当たり前の行為なのですが)を見せたらやられる、そういう思い込みが菅を謝らないマンにしているのではないか。

 

安倍にしろ菅にしろ謝らないのは徹頭徹尾自分のためだ。自分の権力やプライドを守るために謝ることができない。

 

それに対して菅直人は他人のために謝った。自分が傷つけてしまった人に対して申し訳なく思うから謝ることができる。

 

自分の事情でしか動かない人間と、他人のために動ける人間。どちらがより人間的であり、リーダーにふさわしいかは論を待たないでしょう。