ぶつ切りの労働者
ワタミと言えばブラック、ブラックと言えばワタミと言われるほどワタミ=ブラック企業のイメージは社会に定着しちゃってますねぇ。
このイメージのせいか業績も悪化の一途をたどり、立て直しのため高収益事業だった介護部門を売却せざるを得なくなるなど厳しい状況にある。
全社員参加のユニオンショップ制
正社員・パートアルバイト含めた約1万3000人が加入するとか。
ユニオンショップ制というのはザックリいうと強制参加型でその労組を脱退するなら会社も辞めなきゃいけないというもの。(取り決めによっては例外アリ)
組合員に非ずんば社員に非ず
ウチの事務所を辞めるなら今後加勢大周という名前を使用禁止にする!というような感じです。さらに嫌がらせのように新加勢大周(坂本一生)をデビューさせぶつけてくるようなものです。
あるいは元祖長浜家と元祖ラーメン長浜家の争いに元祖ラーメン長浜家からさらに分家した元祖ラーメン長浜家´が加わってもう分けわかんね状態ともいえます。
ちなみに僕は長浜家系のラーメンは塩っ気が強すぎてどれもあまり好みません。
福岡でラーメンならふくちゃんラーメン(福岡市早良区田隈)かshinshin(福岡市中央区天神)をお薦めするよ。
企業内労組は特殊
ワタミの労組結成についてはちょっとどうかなと思うのはやはり企業内労組だから。で、この企業内労組っていうのは世界的に見ても特殊なようで。欧米では産業別労組っていうのが一般的で、日本でも安倍首相が実現すると息巻いてる(が、誰もあまり信じてない。消えた年金も最後の一人までやるって言ってたもんねぇ)同一労働同一賃金もこの産業別労組の存在に依るところが大きい。職務と賃金が密接にリンクしている。一方日本では賃金は企業と密接にリンクしている。だから企業への帰属意識が高い。
独立性は得られるのか
企業内労組の最大の問題点は労組自体も企業への帰属意識が強いから結局のところいつの間にか“御用組合”に成り下がってしまうケースが多々ある点で、その場合はもはや労組としての機能は望むべくもないんですね。
ワタミの最大の問題点
ワタミがここまでブラック企業として袋叩きにあったのはずさんな労務管理、過重労働の末に若い従業員が自ら命を絶ってしまった事だけが原因ではないと思うんですよ。悲しいかな同じような事例は大企業から地方の中小零細企業までで新聞にも載らずひっそりとあってたりするんです。ワタミの場合何より問題だったのは、事後の対応があまりに誠意を欠いたものだったからだと感じます。
労働者にも問題はある
その点、企業内労組がどこまで労働者の待遇改善のため経営者とバチバチ闘えるか、疑問もあります。ただね、労働者にも問題はあって。職場でトラブルになって労組に駆け込む。UAゼンセンみたいな全国組織にね。で、企業と交渉して解決したとするでしょ。そしたらねあっさりと抜けちゃうんですよ、労組を。もう用済みって感じで。中には組合費払うのがもったいないからってはっきり言う人もいるようです。
そりゃねーだろーって思いません?
はてなブログの先達に感謝
最近ブログデザイン変えました!やっほー!!
でね、僕はhtmlとかcssとか言われても全然分からないわけですよ。htmlなんてhitomiに見えるじゃないですか。LOVE2000って16年前か―…とか。cssはプロ野球の最後の方にやるやつでしょ?
そんな僕でもコピペで何とかなっちゃうのははてなブログのクールな先達が善意でカスタマイズ方法を公開してくれているからで。
世の中を楽しく、豊かにしてくれるフリカケのようなものをばら撒いてくれる人がいるから僕も自分にできるフリカケをばら撒こうと思うのであってさ。
実は日本人って個人主義!?
そこで自分の知識や経験をばら撒くことが回りまわってどこかで自分に還ってきてプラスをもたらしてくれるかもしれない。だから自分の問題はもう解決したからあとは知らねーじゃ世の中進歩も楽しくもならないしいずれ自分にマイナスが跳ね返ってきてしまうんじゃないだろうか。
日本人って公共心があるってよく言われるけど実は公共の利益については鈍感な人が結構いるというのもまた事実なのではないかな。