とうとう辞職が決定しましたね、舛添さん。
花の都大東京都民ではない僕にとっては実際のところ彼が辞任しようがあるいは「せめてリオまでやらせてくリオ」と懇願してしがみつこうがぶっちゃけ「どっちだっていーよ」な話です。
まぁ今回の件では色々気づかされることも有りましたが。やっぱり権力は腐敗するのね、とか政治資金規正法ってザルだよねとか“朝までファミコン”とかそういえばあったよなぁとか、え?田嶋陽子って75歳なの!?どうりで昨年末の「笑ってはいけない~」では結構なポンコツだったよななどなど。
その辺のことは置いといて。
僕が舛添都知事辞任で実際に受けた被害について話そう。
NHKで「時論公論」って番組があるんですよ。NHKの解説委員の人があるテーマについて専門家も交えながら検証していくという、あまり予算の掛かってない知的な情報番組なんですよ。たぶん。
で、昨日(というか今日の深夜0時ごろ)の番組表を見ていたら今回のテーマが“最低賃金1,000円をどう実現するか”というようなものだったんですね。これはチェックしておこうと思いました。
それで録画予約をしたんですね。
で、寝ました。
朝起きて確認したら…なんということでしょう。
「時論公論 ~舛添都知事辞任決定について~」
!!!!!!!!!!!
急遽差し替わっとるやないか!!
いや確かに花の都大東京、日本の首都の首長の交代だから大きなニュースだよ。タイムリーでもあるよ。
でもさ…所詮は東京都の問題であって。人数的には1300万人くらいでしょ?
(東京都総務局統計部HPより)
一方でさ、最低賃金の問題は日本全体の問題ぜよ。(坂本龍馬風に)
統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)4月分結果
(総務省統計局HPより)
最新の調査で見ると雇用者数は約5600万人(就業者数は約6300万人)
1300万人VS5600万人
どっちがより重要な問題か分かるだろハゲ!な状態なのです。
*ちなみにハゲというのはNHKおよびNHK解説委員の方のことではありません。NHKの解説委員の人は禿げてません。よく知らないけど。
ハゲといえば先日図書館に行ったとき。本を探してて、ちょうど僕が探してた本が並べられた書架の前に60~70歳くらいのおじさんが身じろぎもせず立っていたんです。全然動く気配がなかったんですが本を取りたかったので「ちょっと前すいません」という感じの流れでおじさんの顔見たら明らかにカツラなんです。もうありありとしてました。
例えばスキンヘッドの人の頭の上にかしわ餅が3つ置いてあったら違和感を感じますよね。
例えば昨日までオフィスで「課長」「山田さん」と呼び合っていた上司(男)と部下(女)がある日急に「ねぇトシ君」「なんだい?純ちゃん」と呼び合い始めたら違和感を感じますよね。
そんな感じです。あんなクオリティのカツラはいったいどこに売っているのか逆に興味が湧きます。
東京都民の方には信じられないでしょうが東北や四国、九州あたりの多くの県では未だに最低賃金は600円台なんですね。(産業別最賃は除く)
1日8時間働いて5~6千円なんて笑うでしょ。いや笑えないでしょ。
そっちの方が重要な問題だと思うんだけどなぁ。