ジンジャーエール

辛口エールで一杯ひっかける

憲法尊重で健康重畳

書かずにはいられない。だいぶうんざりしているので殴り書きみたいになります。

 

日本維新の会の議員候補で森川よしかずというのがいる。ここ数日ツイッターを賑わせている。北海道は函館で議員を目指しているらしい。国政ではなく市議を目指すということだろうか。日本維新の会函館市政対策委員とツイッターのプロフィールには記載している。プロフィールといえばこの森川は自身を「ごく普通の一般市民」とも書いている。といえばなんとなくわかる。ネトウヨの自己紹介でよくあるやつだ。

 

なんで僕がこの森川を嫌悪するのか。それは森川よしかずは共産党や左翼を殲滅する、とツイートしていたからだ。この殲滅という言葉の意味(皆殺しとかそういう穏当でないやつだ)に噛みつき、とても政治家を目指す人間の言葉ではない、とちょっとした騒ぎになっている。ただ僕は殲滅の意味がどうのこうのというつもりはない。単に難しい言葉を使いたいだけなのだろうと思っている。頭が悪いやつにありがちな現象だ。

 

僕がこの惨めな小物を嫌悪するのは、共産党とか左翼とか、とにかく自分の思想と異なる人たちの存在を認めようとしない点だ。僕自身は別に共産党員でもないし左翼ではない。ごく普通の日本人だ。そんなごく普通の日本人である僕は、日本国憲法に「思想信条の自由」があることを知っている。第14条では信条や政治的立場を理由に差別されないと定めてある。第19条では思想及び良心の自由を侵してはならない、と定めている。第21条では言論の自由が保障されている。もちろん公共の福祉に反しないこと、つまり誰かの自由を不当に侵害しないという前提のもとだけど。そして現在のところ、共産党も左翼も別に暴力的なテロをしているわけではない。

 

それなのに!この森川よしかずという人間は思想信条の自由や言論の自由を認めないというんだ。自分と相反する意見の持ち主を認めないというんだ。すべての国民は日本国憲法で信条や政治的立場で差別されることはないし、思想信条の自由を保障されている。言論の自由もある。くどいようだけど、憲法にそう書いてある。でもそれを認めない、と。自分の意に沿わない人間は憲法の対象外だとでもいうのだろうか。そんな馬鹿な話はないだろう。民主主義をなんだと思っているんだ。

 

憲法第99条にはこのように書いてある。

第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 

 森川よしかずは議員になることを目指している。まあ99.9%ないと思うが、もし万が一これが当選してしまった場合は当然この憲法尊重擁護の義務を負うことになる。しかしこれまでの言動を見るにつけ、森川は憲法を尊重する気などないように思える。自分と相反する思想の持ち主はすべて敵とみなし、殲滅すると言っているんだ。どれだけ異常な思考の持ち主かわかるだろう。狂信的なテロリストと根本的には同じだ。自分の好き嫌いが憲法に優先すると考えている狂人だといえば早いだろう。

 

いまベネズエラが大変なことになっているそうです。その中で政府軍が反政府組織に向かって催涙弾やらで攻撃をしているという。世界を見渡せば国民に刃を向ける権力者は結構いる。しかし僕は昔はそういうのを遠い国の話だと思っていた。でもこの森川のような惨めな反知性的小動物やそのほかの連中を見ていると日本でもいずれそういう日が来るんじゃないかと怖くなる。実際いまの日本の権力者は、自分にヤジを飛ばす国民に向かって「こういう人たちに負けるわけにはいかない!」と絶叫するような危険人物なんだよね。

 

確かに森川のような人間が当選する確率はかなり低いだろう。まだ日本人はそこまでアホではない、と思う。しかし日本維新の会には足立とか丸山みたいなヘイターがすでに国会議員として存在している。自民党だってそうだ。国民に主権はないとか、そういうことを平気でいう奴がいる。僕らの自由はかなり効き的な状況にあることを重く受け止めなきゃならない。

 

それから森川よしかずのアカウントは通報しておいた。百田といい、ナチのホロコーストを捏造といった高須といいツイッター社はちゃんとした基準を持って仕事をしてほしい。右翼だろうと左翼だろうと国粋主義者だろうと言論の自由は保障されるべきだとは思うが、ヘイターは違う。ヘイターは根絶するべき人類の病なんだ。それは間違いない。

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