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アビスパ福岡の新監督はペッキア!

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ずーっと決まらずやきもきしましたが、ようやく来シーズンのアビスパ福岡の監督が決まりました。ファビオ・ペッキア氏です。ダンディーなイタリア人により来シーズンのアビスパ福岡はどう変わるんでしょうか。

 

ペッキアってどんな人?

ペッキアってどんな人なんでしょうか?監督就任のニュースに接したときにまず思ったのがこれです。どんな実績があり、どんなサッカーをするのでしょうか。Jリーグに合うのかどうか未知数な部分もあると感じます。年齢は45歳と若いです。これからキャリアを築いていく新進気鋭の監督といって良いでしょうね。

選手時代のペッキア

現役時代は11ものチームを渡り歩いてます。ジャーニーマンとでもいうのでしょうか。ただ現役生活は全てイタリア国内のものです。ペッキア氏は海外での選手経験はありません。

ポジションはMF。創造力に溢れた、いわゆるファンタジスタとしての資質がありながらチームのために地道にピッチ内を走り回るのを厭わない選手でした。攻撃のイマジネーションと規律を併せ持つ現役時代の資質が監督としてどう活かされているのか興味がありますね。

現役時代のペッキアはなかなかのクラブに属していました。特に強豪ユベントスではセリエA優勝やチャンピオンズリーグの準優勝も経験しています。ただジダンとかデルピエロとかそれこそ歴史的な名手の中でペッキアの出番は限られていました。

 

あと、実は中田英寿と一時期チームメートでもありました。ボローニャ所属時です。この時キャリアの低迷期から復活しようとしていた中田英寿とプレイしていました。

指導者としてのペッキア

現役引退後、すぐに指導者の道を歩み始めたペッキア。しかし最初に監督として就任したクラブでは短期間で解任されるという苦いスタートでした。

しかし2012年には率いたチームをセリエCからセリエBに昇格させています。日本でいうとJ3からJ2に昇格させたようなもので、若い駆け出しの監督としては悪くないでしょう。

その功績に目をつけられたのかナポリという強豪のアシスタントコーチに就任しています。2013年のことです。ここでスペイン人監督ラファエル・ベニテスに出会います。そしてここからペッキアのキャリアはしばらくベニテスとともに進みます。ナポリの後はレアル・マドリー(スペイン2015年6月〜2016年1月)、ニューカッスル(イングランド2016年)と国内一辺倒だった現役時代と打って変わって外国を渡り歩きます。

レアル・マドリーのアシスタントコーチってすごいですよ。まぁベニテスはすぐに解任されちゃいましたが。その後のニューカッスルは短期間だけの滞在となりました。2016年からは当時セリエBだったエラス・ヴェローナの監督に就任しました。ベニテスのアシスタントコーチ期間を経て本格的に監督業に復帰したということですね。

 

ちなみにエラス・ヴェローナ。イタリアのヴェローナという都市にあるのですが、あることで文学ファンの間では有名です。文学史上指折りの悲劇として名高いシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」の舞台がヴェローナなんです。さらにヴェローナ市街は中世の街並みを色濃く残しており世界遺産にも登録されています。

ペッキアの監督としての功績

さて、エラス・ヴェローナを率いたペッキア氏はわずか1シーズンでチームをセリエA昇格に導いています。セリエBも決して簡単なリーグではないです。ベニテスの元で積んだ経験は伊達ではないですね。

 

来シーズンJ1昇格を目指すアビスパ福岡にとって、こうした昇格経験のある監督が来たのは心強いといえるのではないでしょうか。もっともセリエAに挑んだ2017-2018シーズンは19位に終わり1年でセリエBに降格し、責任を取る形で退任しています。う〜ん。まぁ戦力的に厳しかったこともあるでしょうし、ペッキアの指導力だけに問題があるわけではないでしょうね。そう思いたい。

ペッキアの人となり

愛称はアッヴォカート(弁護士)です。実際に法学の学位を持っているからこのような愛称になっているとのことで、理知的なんですね。現役時代はひらめきを重視するファンタジスタタイプでしたが、論理的に物事を捉える能力も磨いているようで、監督としてはこうした資質は期待できるのではないでしょうか。また若手監督らしく、テクノロジーも駆使するようで、試合中はラップトップで分析をするようです。来シーズンのアビスパ福岡のベンチでラップトップをいじるペッキア監督に注目です。

 

容姿は結構タレ目です。愛されるかわいい顔をしています(笑)イケメンの部類ですね!イタリア人らしくオシャレな感じでもあります。あと、親日家らしいので日本を満喫して欲しいですね。福岡で美味しいものをいっぱい食べてください。

ペッキアのサッカー

イタリアといえばカテナチオ。とにかく守って守って守り倒す。カテナチオでは0-0こそが最高のスコアだそうです。スコアレスであれば両チームともミスをしなかったことだからとか。ん〜陽気なイタリア人からはそうした発想はイメージしづらいですが。

 

しかしカテナチオは昔の話です。今はイタリアサッカーも徐々に攻撃面にも目を向けるようになっています。特にナポリやローマなど魅力的な攻撃型のチームが上位を争っています。それでも最後に勝つのは手堅いユベントスですが…。

 

アビスパ福岡の鈴木健仁強化部長はコメントでペッキア氏を「主導権を持った組織的かつ攻撃的なサッカーと堅守を兼ね備えた戦い方」をすると述べています。いや〜ハードル上がりまくりです。

 

ちなみに鈴木健仁強化部長はJリーグ創成期に横浜マリノス(現横浜Fマリノス)などで活躍したあの鈴木健仁氏です。余談です。プロスポーツ選手のセカンドキャリアについてもそのうち記事にしたいです。これも余談。

アビスパ福岡とペッキア

ようやく監督も決まってスッキリしました。アビスパ福岡は今シーズンまで井原監督(あの元日本代表キャプテンだ!)のもと堅守は磨かれましたが、攻撃面で物足りなく勝ちきれない試合が多くありました。また変な時間帯に失点するなどもどかしさもあって結局昇格を逃しました。この辺りに現役時代ユベントスで得た勝者のメンタリティを注入して欲しいところです。

 

まだ若い監督だし、できるだけ長期にわたってチームを率いてくれることを願います。

ヴァモス!アビスパ福岡!

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