そういえば数日前にこんなニュースをネットで見たなーと思ったら。
ネコ師匠が記事にしてたので読んでみました。
こんなことでいちいちキレる上司の下で仕事したくないなぁというのが大方の感想ではないでしょうか。そういった意味でネコ師匠の記事に異論はありません。
ただ、この上司の言い分というのは何だろうかというのももう少し突き詰めて考えてみたいと思いました。もしかすると何か深い意味が隠されているのでは…と。
ただでさえ昨今は上司と部下の間などで職場内のコミュニケーションが不足しています。それによりさまざまなトラブルが起きています。上手くコミュニケーションが取れていれば防げたはずの紛争というのが多いのです。
今回はなぜ上司はフライドポテトをみてキレたのかを上司目線で考えてみたいと思います。
まずこの上司というのはどういう人物なんでしょう。まずは上司の設定です。
こんな感じでしょうか。佐藤浩市さんです。ハッキリいってダンディーです。モテまくりです。彼にモテ期なんて言葉はないです。人生すべてがモテてるんだから「期」なんてないんです。ただの「モテ」です。
ちょっと待て。
よく考えたらこんなダンディーな上司がフライドポテトを注文したくらいでキレるわけがない。なにしろ「モテ」だから。「モテ」はキレない。
となるとこんな感じか。
うん。いい感じだ。
なにがいい感じなのかは分からないが。
想定する上司は40半ば~50代のおっさんだ。
おっさんに揚げ物はキツイ。
(フライドポテト…!くっ!胃が持たれてしまうではないかッ)
上司の胃酸の状況を考慮しない若手社員。
しかも見ての通り上司はメタボ体型だ。
(フライドポテト…!くっ!いったい何キロカロリーあるんだッ)
さらに全体にまんべんなく塩を振りかけてあり塩分たっぷりです。
血圧上昇、血栓上等、決戦は金曜日です。ビバプレミアムフライデー!
(フライドポテトの‟フライ”と‟フライ”デーをかけてるのは内緒だが)
上司の健康などどこ吹く風。
フライドポテトをモリモリとたいらげ「見ろよおっさん。オレはあんたがとっくに失くしちまった若さを楽しんでるぜ!気分はどうだい?」なんて新卒の若手社員が考えてるとしたら…
これはキレますね。キレていい案件です。あのダンディーな佐藤浩市さんだってブチギレるかもしれません。
あるいは実は上司はこう考えていたのかもしれません。
「この若手社員もいつか社外の取引先を接待するときが来るかもしれん。その時に接待相手が常に彼と同じ年代とは限らない。いやむしろ年配の場合が多いかもしれない。そこで相手の年齢や体調も考えずに脂っこいもの、塩分の高いものなどばかり頼んでは機嫌を損ね商談が失敗に終わるかもしれない。よし、ここは心を鬼にしてキレてみよう。ビジネスパーソンたるものいついかなる時も他人への配慮や気配りを忘れてはいけない。たとえ好きなものを頼んでいいと言われたとしてもだ。それを教えるのも上司たる私の務めだ」
で、一通り説教した後で眼鏡をはずしてニヤッとするわけです。
こんな感じに。
なんと!眼鏡をはずすとそこにはショーン・コネリーのような上司の姿が!!
まさかのブルーアイズ。
それが始まりの合図。
そして受け入れる上司の指図。
刺身をいただくさっぱりポン酢。
そんな上司の心遣いに気付いた若手社員はビジネスパーソンとしてワンランクアップしたのでした。
…なんだこの話。
ま、フライドポテト=学生っぽいっていうのはやっぱりよくわかりませんが。
そういう先入観を持ってる時点でダメ上司疑惑が根強くあるところであります。
ちなみに、僕は若い人と一緒に飲んだとして、フライドポテト頼まれてもなんとも思いませんよ。
むしろ率先して食べにいきますね。
「おいも食べる~」って
ジンジャーっちです。
(フライドポテトのお芋とおい(=九州で使われる自分を指す一人称)をかけてみました)
やっぱりだめでしょうか?