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ginger-yell

辛口エール

未来のグランドデザイン

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トピック「選挙」について

今回の参議院選挙より選挙権が18歳以上に引き下げられた。

で、ちょっと気になることがある。

無用な対立を煽るな

各種メディアで若者に選挙に行くことがなぜ必要なのかを色々と特集している。それは良いことだ。まずは興味を持ってもらう事が重要だからね。

ただ「うん?」と思うことがある。

それは若者に「君たちの声を政治に反映させたければ投票に行きなさい」という論調がチラホラあることだ。

実際投票に行くのは高齢世代が多い。

若者世代の投票率は低い。

政治家としては票が期待できる層に対してより重点を置く。だから高齢世代に手厚い政策になるぞ、と。つまり若者世代の負担は減らないしむしろ増える可能性があるぞと。そうさせたくなかったら選挙に行って投票した方がよいと煽る。

対立してるのはそこじゃない

確かに日本は超高齢化社会で、それは簡単に解消されるものではないから必然的に若者世代に負担がくるだろう。だからと言って高齢世代VS若者世代と話を持って行くのは安易すぎやしないか。

というより僕みたいにヒネクレてると穿った見方をしてしまう。

そもそも高齢世代と若者世代は対立するものなのか、と。

両者を対立させることで本当の問題から目を逸らせようとしてるんじゃないか、と。

同じ日本人

当たり前の話だが若者も老人も同じ日本人だ。

よく若者を揶揄して新人類だとか宇宙人とかいうけど(古いですって?)、基本的な生活様式に大きな違いはない。老人だってかつては若者だったのだ。彼らも若い頃は時の“大人たち”に変わった目で見られたものだ。若者はいずれ老人になるのだし、老人だって若者を理解することは出来る。僕なんかよりよっぽどネット関係や機械類に詳しくオシャレでアクティブなじいさんはいる。これからもっと増えるだろう。

お互いに歩み寄り理解し合うことは可能だ。

同じでない日本人

本当の対立軸は階級間のものだろう。

今、日本は確実に階級社会へと移行しつつある。

富裕層に産まれたら一生勝ち組。

低所得層に産まれたら一生負け組。

中間層は富裕層の足にしがみつくか、低所得層から搾取するかで何とか食いつなぐ。

そんな時代になっても不思議でない。

今の内にそういう流れや政策を止めないと僕らの子どもや孫の世代の頃には引き返せないほどの壁が出来ているかもしれない。

世代間の軋轢なら解消する方法はある。

老人はかつて若者だったのだし、若者はいずれ老人になるのだから。共通の価値観を見いだすことは簡単でないにしろ不可能ではないだろう。

しかし階級間でそのような妥結をし共存することは果たして可能だろうか。歴史を見ると甚だ心許ない。

タテではなくヨコへ

メディアは世代間の対立を煽るのではなく、もっと日本の階級社会化に警鐘を鳴らして欲しい。多様性があり生きやすい世の中というのはタテに連なる社会ではなくヨコで繋がる社会だろう。2,3度落ちこぼれたってやり直しはきくし色んな生き方が認められる。その方が生産性が上がり結果として豊かになる(この場合の豊かさというのは必ずしも経済的なものだけを言うのではない)と思うがどうか。

タテ型社会の推奨者なのか。

ヨコ型社会の代弁者なのか。

自分にとって生きやすい世の中とはどんなものか。

それを考えて投票先を決めるのも一つの方法だと思う。

 

一つ言えるのはあまり自分を過小評価しない方が良いって事だ。

たった1票だって塵も積もれば世の中を変える力にはなるのだから。