ジンジャーエール

辛口エールで一杯ひっかける

ユアン・マクレガーがプロじゃないって、それどういうこと?

寒さも一段落した感じですが、また寒波はぶり返すのでしょうね。

寒い時には生姜湯で暖まりましょう。それでもまだ寒い時は冬なん

だからしょうがない、と諦めましょう。

どうも、ジンジャーです。

ユアン・マクレガーが政治的信条のため番組をドタキャン

世界中でトランプ米国大統領にまつわるあれやこれやの騒動が起きています 。

経緯

ユアン・マクレガーが出演予定だったイギリスの朝の情報番組「Good Morning Britain」をドタキャンしたという。理由は同番組のホスト役のピアーズ・モーガン氏のコラムの内容に賛同できないためだそうです。モーガン氏はトランプ支持者だとか。それで反トランプデモの‟ウーマンズ・マーチ”をコラムの中で批判した。ところがユアン・マクレガーの娘も‟ウーマンズ・マーチ”に参加していてことなどからモーガン氏の考えに賛同できないとして出演を見合わせたと説明しています。

モーガン氏の反論

モーガン氏は当然ユアン・マクレガーを猛批判。自身のTwitterで「政治に関する考え方は人それぞれで、君は各人の意見を尊重できるくらい器が大きいかと思っていたけど。結局、ただの俳優なんだな」と書いています。さらに、番組内では「ユアン・マクレガーが今日出演できなくて残念です。彼は、私のウーマンズ・マーチに対する考え方に賛同できないから、一緒にこのソファに座ることに耐えられなかったんです。特定の話題に関しての俳優の考え方に、私は賛同しないといけないのです。なぜなら、皆さんもご存知の通り、俳優の意見というのは、誰の意見よりも重要ですからね」と発言したそうです。またタブロイド紙には「司会者の一人の政治的意見が気に食わないからといってギリギリでキャンセルするなんて、全然プロじゃないね」と語ったそうです。

典型的なトランプ病の症状

しかしモーガン氏の反論はホント笑っちゃいますね。自分自身は自分とは異なる政治的言動の‟ウーマンズ・マーチ”を批判しておきながら、ユアン・マクレガーには「各人の意見を尊重できない器の小さいヤツ」と言う。さらに「ただの俳優なんだな」と個人の人格とは関係のない属性に対する攻撃。そして「特定の話題に関しての俳優の考え方に、私は賛同しないといけないのです」と自分が被害者のような振る舞い。

駄々をこねる‟大きくて、めんどくさいコドモ”

自分と異なる意見は認めない、でも自分の意見は受け入れろ。

トランプを支持するような短絡的な人間に典型的な自己愛の強さを感じます。

  • 自分が他者の意見を尊重しないという不都合な事実には一切触れない
  • 他者の属性を貶めることで自分の方が大物であるというのをアピールする
  • 自分が迫害されていることが自己の意見の正しさの表れと言いたいのかやたら被害者ぶる

 どうでしょう?

例えば会社の同僚にこんなのがいたら…

ろくに仕事ができないのにやたら人の仕事にダメ出しをしてくる。

学歴とか性別とか雇用形態とかでネチネチと人を見下そうとするハラスメンター。

自分はろくな仕事をしてないくせに会社から正当に評価されない、経営層はバカだとくだを巻く。

 

うん。退職勧奨かな。

でもこういう人ってなかなか辞めない。自分は必要な人間だと信じ切っているから…

 まとめ

全然まとまってない!

本当はモーガン氏の「全然プロじゃないね」という発言に引っかかりを感じてプロ意識ってなんだろう?ってことを書きたかったのに…

 

僕は喧嘩は必要なものだと思ってます。意見を闘わせることは大事です。自分と同意見の集団からはみ出ない方がよほど気持ち悪い。

でも、トランプ大統領やモーガン氏のような「自分と異なる意見は認めない」というような人とはそもそも闘えないでしょう。というか闘いようがない。

 

君子危うきに近寄らずです。

列車が走り過ぎるのをただ見守るように…