ginger-yell

辛口エール

大相撲中継が気持ち悪い

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何というか、胡散臭い、得体の知れない気持ち悪いものを見せられた。公共放送で。

今日はたまたま夕方時間があったので相撲中継を見た。今場所初めてだ。

断っておくが僕は好角家ではないです。なので相撲に関してあーだこーだ言えるほどの見識があるわけではない。

それにしてもだ。

 

何が気持ち悪いって白鵬に対する扱いのヒドさである。

今日は大関豪栄道との対戦だった。土俵に上がるともう客席からは豪栄道コール一色だ。アンチ白鵬の気分と今場所は稀勢の里が優勝争いしていて場合によっては日本人横綱誕生の可能性があるというのもこの流れに拍車をかけてるのかもしれない。そして何よりヨソモノ排除の論理が強い日本的な習慣と一度しくじったら容易に許してもらえない不寛容さと物事には白黒しかない(又は善悪とか)というような極端な二元論、つまり思考停止して自分で考えず何となく世の中の意見の趨勢に乗っかっちゃうといういかにも日本の悪いとこをごった煮したモノを無理矢理飲み込まされたような気分だ。つまりとても不味い。不快だ。

 

それに拍車をかけるのが実況、解説陣だ。アナウンサー、舞の海、元霧島の共犯関係。勝負は白鵬の勝ちだった。でも解説陣は豪栄道惜しかったの一点張り。逆に白鵬は立ち合いが悪いだのなんだのと酷評だった。確かに白鵬横綱だし求められるモノが高いというのもあるのだろう。だから厳しい目で見られるのも分からなく無い。でも今日見た限りではそうではない何かを感じた。

 

さらに勝負自体は白鵬の勝ちだった。でも解説者たち(舞の海とか元霧島)は豪栄道惜しかった、白鵬は良くないという論調だった。何というか白鵬下げのため豪栄道を上げてるように感じられた。

でもちょっと待って欲しい。

豪栄道は2014年秋場所から大関に昇進している。先場所まで在位10場所だ。その間の成績は

2014年 秋場所   8勝7敗

    九州場所  5勝10敗

2015年 初場所   8勝7敗

    春場所   8勝7敗

    夏場所   8勝6敗1休場

    名古屋場所 9勝6敗

    秋場所   7勝8敗

    九州場所  8勝7敗

2016年 初場所   4勝11敗

    春場所   12勝3敗

10場所中7場所勝ち越している。しかしその殆どが8勝7敗だ。かろうじて何とか勝ち越してる感じだし角番も3場所ある。ハッキリ言って弱い大関と言われても仕方ない印象だ。

対して白鵬はいうまでもなく最多優勝回数36回を誇る。実績は段違い。比較するのもおこがましいレベルだ。

 

僕は白鵬のファンではないし、近年白鵬の土俵内外の態度が問題視されてるのも分かる。強ければいい、勝てば全てだとも思わない。でも、ここまでバッシングされるほどなのか。ましてや豪栄道程度(一応断っておくが豪栄道に対して個人的に悪意があるわけではない)の弱い大関を引き合いに出してまで酷評されなきゃなんないのかな?むしろ優勝争いにも絡めず勝ち越すのがやっとの大関こそ叱咤されてしかるべきだしそういう力士を大関にした協会の責任はどうなのだろうか。

 

今の白鵬バッシングに対する同調圧力はホントに気持ち悪い。白鵬がどうとかという問題ではない。なんか人種的なモノまで感じてしまうほどだ。

一時期のプロ野球の外国人助っ人のホームラン記録に対する敬遠合戦のようなものか。何か日本人のいや~な閉鎖的な村社会的な悪意を感じてしまうんだよね。

 

最近は相撲人気が復活してるなんていわれてるけどこんなこと続けてたらそのうちまた廃れるよ。今日の相撲中継見ていたらまぁそれもいいんじゃないの?と思いました。