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辛口エール

女性管理職に求められるのは女性らしさだ

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日本生命が女性管理職を2020年代に30%とする目標を発表したと時事通信が報じた。

現在の女性管理職の割合は15%だそうなのでこれからおよそ13年程度で倍にする計算だ。手始めに2020年には20%に持っていくそうだ。

http:// http://www.nissay.co.jp/news/2015/pdf/20160324.pdf

(日生が3月24日付で発表した計画の詳細はリンクを参照してください。大変良い計画です。)

 

女性管理職の割合が30%というのが高いか低いかと言われれば手放しで高い!とは言えない。まぁでも日本の現状を考えればしっかりとした取り組みだし意義のあることだと思う。

大企業だからできるというのは正直あると思うけど。あと業種や企業にもよるね。日生は従業員の約9割が女性だというし。

ともあれ今後もこうした取り組みが広がればいいと思う。が、そのことはまた別の機会に書きたい。今日は女性管理職について気になっていることを書こうと思う。

 

なぜOLは“ビジネスマン”に変わるのか

僕が不思議に感じるのは管理職に昇進した女性のうち一定の人たちが「男性化」することだ。

「男性(の管理職)に負けたくない」「男性(の管理職)と同じように働く」

という強迫観念にでも駆られるのかなぁ。

結果、部下の女性従業員の仕事ぶりに不満を抱いて高圧的な指導を繰り返し社内の雰囲気が悪くなったり、部下が言うことを聞かなくて業務が滞ったりして「マネジメントができてない」と最悪の場合管理職失格の烙印を押されることもある。

女の敵は女、で女性の部下に足を引っ張られていると感じてる女性管理職は結構いるんじゃないだろうか。

(もちろん男性の部下とトラブルになることもある。この場合は女性の下で働くなんて面白くねぇ!という男性のしょっぱいプライドが原因の場合もあるのだが)

 

実際僕が出会った女性管理職でも肩パッドを10枚ぐらい重ねてるんじゃないかというくらい肩に力が入っている人が結構いた。やたらけんか腰だったり。中には男性の悪いところと女性の悪いところを併せ持つ人もいた(笑)よく管理職になれたなぁと思ったりもしたが、きっと以前はそうじゃなかったんだろう。

やはりどうしても女性の労働者の対会社は対男性的価値観ということでありその中で生き抜こうとすれば男性的価値観に自分をはめ込んでいくやり方が主流なんだろう。

 

性差はそのまま活かすもの

逆に僕が出会った女性管理職(経営者も含む)でこの人はすごいなぁ、尊敬するなぁ、と思った人たちはみなやわらかい印象だ。単に物腰がやわらかいってことじゃなく(もちろんそれもあるが)柔軟な考え方でいろいろなものを受け入れる、母性的なものをすごく感じさせる。

性差というのはある。それは優劣じゃなくて相違だ。女性にしか出せない発想や女性であるからこそできることがある。男性では絶対にできないことだね。(もちろんその逆もある)

本来会社が女性を管理職に登用するのは単にその個人の能力面を評価してのことであるはずだ。そこには男性女性の区分は無い。だけど今の時代男性的な価値観だけでは上手くいかないことが分かってきた。そこで個人の能力にプラスして女性としての性質を活かした仕事をすることで企業はより強くしなやかになれる。そう考えると女性管理職に求められるのは“男性化”することではなく、女性らしさを損なわずに発揮することではないだろうか。

 

もちろん多くの企業はまだまだ男性的価値観に支配されている。

特に地方の中小企業は女性管理職の登用には及び腰なところがある。

だからこそ逆にいち早く取り組めば他者との差別化もできるし、人材確保もしやすくなるしいいことだと思うんだけどなぁ。