ジンジャーエール

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エディ・マーフィーに扮した黒塗りメイクの問題点とはなんなのか

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年末恒例のガキの使いやあらへんでの笑ってはいけないシリーズの内容が物議を醸しています。冒頭の衣装への着替えで浜田雅功だけ変な格好させられるのはもはや恒例ですが、今回はエディ・マーフィーの格好で登場しました。もちろん顔を黒く塗って。で、黒人扮装メイクの浜ちゃんを見て他のメンバーは爆笑するという流れです。

 

これに関して黒人への人種差別的表現だとして非難の声が上がっています。実際問題世界の中で黒人の人たちが黒塗りメイクに対してどういう感情を抱いているのか僕は知りません。日本でしか暮らしたことなくて、黒人の友人もいないので知りようがないといことですが。

 

多くの日本人が「え?なんでこんなことが問題になってるの?」という感想なんではないでしょうか。黒塗りメイクがどういう意味を持っているのか考えたこともない、というか考える機会自体がなく意識すらしたことない人が大多数だと思います。ぼくも含めて。今回こういったことが問題になったのは色々と考えさせられるという意味では意義があるのかなと思います。

 

黒塗りメイクが問題ないという人は「日本人にはもともと黒人差別の意識がないから黒塗りメイクは大丈夫」か「バラエティーだから」とする考えのいずれかが主流のようです。

本当にそうなのかな?

 

これっていじめの問題と同じようなもんだと思うんんですよね。

 

「いじめてる意識はなかった。遊んでるつもりだった」

「友達同士のじゃれ合いだから」

「ギャグだから」

 

いじめの問題が起きるたびに加害者側はこうした言動を繰り出します。そしてそれに対してはほとんどの人がこう思うはずです。

 

「見苦しい言い訳するな。お前らが遊んでたつもりでも本人が苦しんでたんだから立派ないじめだ。処罰を受けるべき」

 

うん。そのとおり。コミュニケーションというのは受け手がいて初めて成立するものです。受け手がどう感じたのかが重要なんです。

となれば「日本人は黒人差別とか思ってないからOK」というのはあまりに一方的なんじゃないかなと感じられます。もしもあれを見た黒人が不快な気分になったらそれは問題なんじゃないだろうか、と。

 

あと「規制をかけすぎるからテレビがつまらなくなる」という意見に関して。これは僕の主観だけど日本人って規制がない状態だとめちゃくちゃするからね。

ブラック企業の問題とかそうじゃないですか?もしも労働時間の規制をなくしたら、最低賃金の規制をなくしたら、派遣期間の縛りをなくしたら…無制限カオス一本勝負になることは間違いない。

 

いちばんの問題は世界の中で黒塗りメイクは規制されている方向なのに「日本は事情が違うから」みたいな日本特別論を振りかざすことです。そうやってどんどん世界から取り残されガラパゴス化してしまうことが一番怖いことなんじゃないかと思います。 

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