ジンジャーエール

辛口エールで一杯ひっかける

トッティが東京Vに!?1976年生まれのストライカー7選!

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伝説の男・トッティ

イタリア・セリエAのローマに在籍するトッティが今シーズン限りでデビュー以来ずーっと在籍してきたローマを退団しました。選手が移籍するのが当たり前の時代にあってデビュー以来一つのチームに居続ける稀有な存在でした。しかもトッティはローマのジモティーでもある。ローマっ子からの愛は半端ない。今まで国内外数々の強豪からオファーがあったらしいです。ローマはいいチームだけど正直言ってトップレベルの強豪ってわけじゃない。もっと強いチームに移籍していたらたくさんのトロフィーを獲得できていたでしょう。でもローマへの愛からオファーを断ってきた。これも彼がローマで熱狂的に愛される要因の一つだと思います。現代では数少ない“バンディエラ(旗頭)”と呼ばれるにふさわしい選手です。

トッティと同い年の僕

僕ジンジャーは1976年生まれ。今年で41歳。トッティと同じ年なんです。同年齢のスポーツ選手が引退(かどうかまだわからないけど)するのはちょっと寂しい。

サッカー選手としては(特にFWというポジションでは)とっくに引退しててもおかしくない年齢です。年々出番も減っていて何となく周りも「そろそろ…」的な感はありました。で、今回のローマ退団。引退するという話がある一方アメリカあたりでもう少し現役を続けるのでは…という話もあるそうです。

そんななか現在J2で昇格プレイオフ圏内に位置する東京Vがトッティの獲得に動いているそうです。スポーツ紙の記事なので本当かどうかはわかりません。飛ばしの可能性もあります。が、もし本当にきたら…と思うとこれはかなり楽しみです。

 

 そこでトッティが本当に来たらいいなぁという願望を込めつつトッティ(とジンジャー)と同い年のストライカーをご紹介します。年齢が年齢だけにだいたい引退してますが(笑)で、なぜトッティと同い年のストライカーを紹介するのかというと1976年はFWの当たり年なんです!ビビりますよ?

元祖怪物!ロナウド

まずは何といってもこの世代を代表する選手。元ブラジル代表のロナウドです。今でこそロナウドといえばポルトガル代表のクリスチャーノ・ロナウドという感じですが僕にとってはロナウドといえばブラジルのロナウドです。まーとにかく上手い、速い、強いそしてサッカー以外はバカ(笑)まさしくサッカーをするために生まれて来たといってもいいんじゃないかと思います。日本でW杯が行われた時の決勝でいきなり“大五郎カット”になってて人々を驚かせましたね。今は…見る影もなく太ってしまいました(泣)

ウクライナの矢!シェフチェンコ

ソ連崩壊後に誕生した小国ウクライナ。そのウクライナが大きく注目されるきっかけはシェフチェンコの存在によるところが大きいと勝手に思ってます。最初にシェフチェンコを知ったのは欧州CL。当時所属していたディナモキエフはシェフチェンコの活躍で大躍進。ヨーロッパ中にその名を轟かせました。カウンター時の突破力は破壊的でした。バロンドールも受賞しています。引退後はプロゴルファー目指すとかウクライナの大統領を目指すとか色々言われましたが今はウクライナ代表の監督を務めています。

オランイェの“顔”!ファン・ニステルローイ

長い。名前が長い。ルート・ファン・ニステルローイ。そして顔も長い。サッカー界を代表する馬面である。マンUやレアルなどで活躍しました。僕はやはりマンU時代の印象が強いです。彼こそ「ザ・ストライカー」という印象です。ワンタッチゴールも多くポジション取りやシュート技術に長けていました。若い時にマンUへの移籍が内定していたのですが大怪我をしてしまい移籍が流れました。しかし当時のマンUの監督サー・アレックス・ファーガソンは彼のことをずっと追い続け怪我が完治したシーズン後に獲得しました。ええ話や。

神童!クライファート

ニステルローイと同じオランダ代表のクライファート。実はニステルローイとは誕生日まで同じ!(7月1日生まれ)同級生で誕生日まで一緒の二人がオランダを代表するFWになるとは偶然にしろすごいですね。世に出たのはクライファートの方が先です。何しろ18歳で欧州CL制覇を経験。すげー。当時所属していたオランダの名門アヤックスには錚々たるメンバーがいましたが中でもフィンランド代表のリトマネンはすごかった。あの頃一番好きだった選手かもです。クライファートは身体能力がすごくてとんでもないスーパーゴールを決めるのですが一方で簡単なシュートを外すこともあって結構叩かれることも多かった。実は息子がアヤックスでプロデビューしており時の速さを感じます。

魔法の左足!レコバ

ストラーカーというよりはファンタジスタでしょうか。レコバというとインテルのイメージがあります。が、僕が一番印象に残っているのはヴェネツィア時代。シーズン途中に加入すると降格圏にあえいでいたチームをほとんど一人でということはほとんど左足一本で残留に導きました。いやいや。すごすぎ。ただ天才にありがちなムラっ気というか浮き沈みが激しかったです。あと趣味が昼寝というくらいで走るサッカーには向いてない(笑)今のように前線からプレッシングかけないFWは不要と言われる時代だと厳しいですね〜。でも絶対に見る価値のある選手でした。守備しなくたっていいんだよ。点取ってくれれば。

ドラゴン!久保竜彦

今の日本のFWのトレンドといえばズバリ「久保」です。久保裕也に久保健英。久保に非ずんばFWに非ずです。言い過ぎか。まーそんな日本の歴史of久保の元祖でしょうか久保竜彦。福岡出身で筑陽学園を卒業後サンフレッチェ広島入り。強烈な左足のシュートは漫画のようです。代表にはあまり定着できなかったのが残念です。見た目は千鳥の大悟風です。なかなかエキセントリックというか自然体な感じなのか引退後のある雑誌のインタビューではTシャツに雪駄で登場していました。風来坊か。

バンディエラ!トッティ

最後はトッティです。ローマの生きる伝説。日本だと中田英寿とチームメート(ライバル)として認識されていますね。ローマがセリエAでスクデット(優勝盾)を取った時に中田も在籍していました。トッティといえばやっぱあれですね。“クッキアイオ”。2000年のヨーロッパ選手権準決勝でオランダとはPK戦の激闘になりました。普通だったらPKを蹴るのもプレッシャーなのになんとトッティはクッキアイオつまりチップキックを決めたのです!技術・判断力そして何より勇気と遊び心が必要です。

あとトッティといえば若い頃はおバカキャラとして扱われていました。トッティに関する架空のエピソードを集めた本がバカ売れしました。例を挙げると『ある日トッティがパズルを半年かかって完成させました。ふと箱を見ると3years~6yearsと書いてありました。それを見たトッティは「俺様やっぱすげぇ!天才だな」とご満悦になりました。普通は3〜6年かかるパズルを半年で完成させちゃったよと喜ぶトッティですがもちろ3years~6yearsというのは対象年齢のこと。』

 

いかがでしょう。1976年ってFWの超当たり年でしょう?もちろんここに揚げた以外にもたくさん同年齢の優秀な選手はいますよ♪

さて愛されキャラのスター、トッティは果たしてJリーグに来るのか来ないのかどっちなんだい?ですが僕は是非とも生で見たいです。

 

それではまたね!